ワンダフルでマーベラスでビューティフル

タカラヅカについて取りとめもなくポツポツ書いてます。まだまだ新参勉強中。

はっぴーでなければえんどじゃない

恐ろしいほどのスピードで新しい年を迎えておりました。はや、1月も半ばを過ぎてしまいました。インフルに年明けそうそうかかってしまい成人の日までの私は120%寝正月。砂漠へのチケットも一枚無駄にする始末。日ごろの行いのなせる所業なのかと落ち込みつつ、まったりとした日々を過ごしておりました。
薬のおかげでなんとか10日より復活。14日に今年の観劇初め「オーム・シャンティ・オーム~恋する輪廻~」に行ってまいりました。記念すべき花組初観劇もこの時期の国際フォーラムでしたし、去年のラブドリも観劇してるので、毎年この時期フォーラム詣は慣例になりつつあるんだなぁー。何かと縁のある会場なのかもしれません。
続きに簡単な感想残します。






観劇前にチラッと見たNOW ONから「泣いていたと思ったら急に歌い出したり突然ホラーだったり・・」とふり幅の大きいお話なのかなと予想。かなり破天荒なストーリーを勝手にイメージしていたのですが、想像以上に面白かったです。お正月かつプレお披露目に相応しい華やかで楽しいお話でした。輪廻転生がテーマなので多少ホラー感はあるし悪者も死人も出てくるけどそれでも面白かったです。いろいろつっこみどころはあると思うんですけど、わりとそういうの気にならない性質なのかもしれません(気にならないというか気付かないだけかもww)。
主役の二人のオームがべにーのキャラにとってもあっていて良かったです。一幕のオームは、かなり勘違いキャラだけど夢に向かって一生懸命なところがチャーミングだったし、二幕目のわがままオームも、過去を思い出して少しずつ人間として成長していくところを繊細に演じていたような気がします。時間的な制約があるため変わりようが極端に見えるところもあったけど、そのせいでキャラブレの気持ち悪さを感じることもなかったです。
主要キャスト以外の組子たちのキャラがたっていて面白かったのもこのお芝居を楽しくしてる大きな要因だった気がします。映画製作チームのスタッフ、役者、SP、街の子供たち。それぞれ全員楽しそうでした。『めぐり会いはふたたび』のキャストが台詞の多少に関わらずそれぞれにキャラがたっていて楽しかったのを思い出しました。小柳先生・コメディ・べにー(星組)という組み合わせが自分的にツボなのかもしれません。『怪盗楚留香外伝』も好きだったし。
せおっちのパップー良かったですね。せおっちがやるからこその人の良さがにじみ出ていてとてもチャーミングでした。あとは琴ちゃんの徹底した悪役ぶりも素晴らしかったです。男役を引き連れたナンバー格好良かったです。
一度の観劇でしたがとても楽しくて見にいけて良かったなぁ~と思える公演でした。実はお席もなかなかの神席でそれも通路側。麗しいジェンヌさまにたくさんタッチしていただくことができました~。おかげでしょぼいインフル寝正月が帳消しになるほどの多幸感を味わうことができました。今年は春から縁起が良いな~。あいもかわらぬ楽しいタカラヅカライフを邁進したいと思います。