ワンダフルでマーベラスでビューティフル

タカラヅカについて取りとめもなくポツポツ書いてます。まだまだ新参勉強中。ファン歴:この1月よりやっと予科本科を経て研一さんになりました。

金色の砂漠があるという・・

金色の砂漠も約2ヶ月ぶりの観劇でした。みなさんとは違い出来が悪い脳なので大きな違いに気がつくことはできませんでした。ただ、19日と21日に日を空けずに観劇したのですが、その二回で違う感じ方をした箇所はありました。記憶が新しいうちに繰りかえし見ると感じ方の違いなどに気付くことができるので面白いですね。
続きは自分の妄想を含む勝手な感想です。ネタバレしてますのでお気をつけください。







金色の砂漠(01/19夜公演)感想①
砂漠を歩くイスファン国の王族たちそこに横たわる屍二体。葬ることもせず通り過ぎる人々。盆が回って類稀なる美しき奴隷が楽器を弾きつつ主題歌を歌いながら登場。砂漠のような金色の布を何層にも舞台の上手から下手に張り巡らしてその後ろから奴隷たちが歌い踊り順々に登場。きたーっ!!!!ここのオープニングナンバーがまた花組の粋の良さが十分発揮されていて最高にカッコいい。金髪テオドロスが真っ青のマントを羽織り登場。次に真っ赤なマントのジャハンギール。次に次に出てくるイケメンたち。何これ何これーって叫び出したくなります。居並ぶイケメンたちが歌い踊るナンバーが終わる頃には、イスファン国の求婚者たちが招かれた酒宴の場が完成されているという手法。物語導入として邪魔されるものが何もない流れるような展開が素晴らしい。盆やセリや布や映像を上手に使っていて見事です。
ここで語り部としてジャーが自己紹介。語り部としての役目もあるからか台詞の量はもしかすると主役のギィより多かったかもしれないね。新公の亜蓮くん言ってたけど語り部と物語の中の人物と両方の役割をになっているからそこのニュアンスが難しかったそうです。
あきらのプリーという役がとても新鮮で可愛かったです。あきらが大人で男っぽい役をやると嵌りすぎて面白くない気がしてて・。だから今までとは違うキャラのプリーを見せてもらえて、今後のあきらがますます楽しみになりました。
れいちゃんの一人だけド金髪碧眼ちっくの異国感あふれる容姿は素晴らしい。「あなたの美しさは私に良く似合う」とのたまわれても、これだけビジュアルに説得力ある人に言われたら何も言えないですよね~。中途半端な美しさだったら只の残念なアホアホ王子に見えちゃう気がするもん。
ちびギィとちびタルハーミネのシーンは何度も見ても大好きです。算術が嫌いで計算が苦手なタルハーミネもそれを聞きながら暗算ができるようになっちゃう小賢しいギィも前の王の妃がジャハンギールの妻になってしまったことを嫌悪するギィもあんなに強くて素敵なお父様なら誰だって奥さんになりたいと思って当たり前と言い切るタルハーミネも・・その全てが愛おしい。奴隷と王妃として育った二人の立場の違いを明確に印象つけるシーン。タルハーミネがアムダリヤさまの部屋にいるところにジャハンギールが訪れるんだけどその時に着ているグレー(シルバー?)のお衣装がとっても綺麗です。
癇癪を爆発させるような話し方をするギィがとても可愛い。ピピの膝で甘えるところなんてもうなんて表現したらいいのかわからないほどに可愛いですw。ムラで使用していたギザギザ前髪の鬘も可愛かったけどぱっつん前髪も可愛い。殺されそうになる所を助けてもらいお部屋で二人きりになった後、ギィがタルハーミネをとってもとっても愛おしい大切なものという感じでそーっと恐る恐る抱きしめるところが好きです。成長してからの抱擁は常に荒々しい感じだから余計そう思うんだと思います。最後のデュエットダンスでは小さな頃の二人に戻ったように優しく寄り添う二人が見れますけど・・。こうやって書き出してみるといろんなことがちゃんと繋がっているんですね。とにかく、やることなすことすべてにおいてちびギィが200%可愛いということだけは何回見ても変わらないだろうなぁー。
あと要所要所で出てくる砂の男と女のダンスがとても綺麗。より物語の世界感に引き込んでくれてます。舞空瞳ちゃんはれいちゃんのフォトブで拝見した時はもっと小柄な娘役さんかと思ったのですが、意外と身長があることに驚きました。上級生の方たちの中でも物怖じすることなくのびのびと踊っていて一際目を引く娘役さんです。砂の女のサンドベージュ色のお衣装が綺麗です。
自分でも抑えられない思いをどうにかしたくて自分を連れて行かないでくれと懇願するギィ。奴隷として側にいることを強要するタルハーミネ。奴隷であるギィの告白によって打ち震える弱い自分を否定したい気持ちからの仕打ちなのかな~。ただ側にいて欲しかっただけという気もするけど・・。一筋縄ではいかない熱い恋心(征服欲)をギィが爆発させてしまったことで大きく物語りが転回していきます。あの時、鳥のように飛び立ち、二人逃げおおせていたならどうなっていただろう・・・。
奴隷に汚されたわが娘を自らの手にかけようとする父。父を誰よりも尊敬する娘に父の情を訴えるテオドロス、父のためにも誇りを取り戻せと。あそこのテオドロスの台詞で父と娘の関係性とかタルハーミネの人間性が浮き彫りになる瞬間ですよね。
ジャハンギールが出てくるシーンはすべておいてジャハンギールが効いてますね。物語のそもそもの始まりはジャハンキールがイスファンを滅ぼした時、アムダリヤに恋してしまい汚い取引を持ちかけたところから悲劇が始まっているから。私はこの二人の哀しい恋のお話に大きく惹かれます。自分の夫を殺した男に愛される女。子供の命と引き換えに夫の敵である男の妻になることを選ぶ苦悩。正々堂々と戦うことを誇りと信条にしてきた強い男が一人の女に恋したことで心に残した汚点。力強い大人の魅力的なお役を演じ男役としてのポテンシャルの高さを見せつけてくれるちなつ。前から思ってたことだけど、マジで格好良いわ~。

好きすぎてあれも書きたいこれも書きたいと気持ちがいっぱいになるので、どうもまとまらないです。
長くなったのでとりあえず一旦アップします。